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Unknown -at Hiroshima

これまで、
たくさんのハレの日を描いてきたHARBORCLUB。

けれどこの日は、
わたしたちもまだ知らない景色へ
足を踏み入れるような感覚がありました。


結婚式の名は、「Unknown」


おふたりは、いつもこう話します。
未知は、楽しいものだと。

行ったことのない場所。
見たことのない景色。
経験したことのない出来事。

それらすべてが、“ふたりでいれば”
不安ではなく、期待に変わるのだと。

それは、結婚式の日も同じでした。


― この先に広がる景色
いつもは開いている会場のシャッターが
この日はすべて閉じた状態でゲストをお出迎え。

その内側に広がるのは、
表からは想像もつかない、真っ白な箱のような空間。
そこには、ゲスト全員との思い出写真を展示しました。
積み重ねてきた日々が、今日を創っている。
過去と今を、優しく重ね合わせる空間として。

「未知の世界を、あなたと。」
その言葉を目に、何重にも重なりあった布をくぐると、
目の前には、布とキャンドルだけで創り上げた世界が広がる。

前日からおふたりと共に設営を行い、
高砂から流れる布を一緒に仕立てたひととき。
その手触りや床に落ちた布までもが
今日、この世界を創る大切なパーツでした。

― 灯りのなかで誓う
挙式は、やわらかな灯りのなかで。
未知を楽しめるふたりであり続けること。
まだ見ぬ未来を、面白がりながら歩いてゆくこと。
静かで、けれど揺るぎない、おふたりらしい宣言を届けました。


― 披露宴という実験
披露宴でも、“見たことのないもの”を追求しました。

モノクロで構成されたアミューズは、
世界観に重ねて城沖屋の秀紀さんが考案してくださった特別な一皿。
「おふたりのおかげで、はじめての経験をさせてもらいました。」
そう言葉を贈られるほどに、
おふたりは周囲までも未知の世界へと連れていってくれる存在でした。

そして何よりも、おふたりが心待ちにしていたゲームの時間。
合言葉は、“誰もが経験したことのないものを”。
切り絵を使ったオリジナルゲームを一緒に考案しました。
両手いっぱいに広げた大きな紙を、
お題に合わせてカットし、完成形を予想する。
紙を広げるその瞬間まで分からない、胸が高鳴るようなわくわくを
大人も子どもも一緒に共有し、会場に笑い声が満ちてゆきました。


― 光でつくる結婚証明書
ラストに披露したのは、半年かけて試作を重ねた結婚証明書。
ゲストの手で加えられたシルバーのパーツ。
そこに重なる、ふたりの姿。
浮かび上がったのは、大きな影となった誓いのかたち。
会場が一瞬、息をのむ。静寂が、美しく場を包みました。
ふたりでいれは、そこはいつだって、想像を超える景色となる。
それを、誰もが体感した瞬間でした。


― unknown は終わらない
結婚式のはじまりに目にした展示。
実はその写真、一日のあいだに少しずつ更新され、
今日撮影したゲストの表情へと変わっている演出を用意しました。
「今日という日を、あなたと創ったこと。」
その確かな証を届けたい。そんな想いから生まれたサプライズでした。

さらには、外に出ると、
そこには中身の見えないギフトが山積みに。
小さな言葉をヒントに選ぶ、“Unknown”なギフトマルシェ。

最後の瞬間まで、
おふたりは未知を楽しみ、届け続けました。





未知を恐れず、
未知を選び、
未知を愛する。

今日の日に描いた、そのすべてが、
おふたりの生き方そのものでした。

この先もきっと、
想像を超える未来へ。

おふたりのUnknownは、
まだ、はじまったばかりです。

Date Feb. 2026
Place HARBORCLUB